実は赤緑色弱の私は血の赤色が分からない出来事が人生において多々ありました。
- 転んで血が出ているのに気が付かない。
- シャツに血がついていても良くわからない。
などなど
血は鮮血で真っ赤といわれますが、その真っ赤な感じがよくわからないのだと思います。
モミジは赤、リンゴも赤、イチゴも赤・・・
クレヨンなどの赤は単体では見えそれなりに綺麗には見えていると思っています。
それが森の中のモミジ、赤ボールペンの細い線とかになるとやはり分からなくなります。
色弱で血が分からない「色弱のあるある」を私のケースでご紹介します。
色弱で切れ痔の血が分からない
お恥ずかしいことに私は切れ痔気味です。
便が固いせいもあるとは思いますが毎回大腸がんの検査でひっかかるほどです。
時々便に血が混じります。
ただ血が便の上に付着しているとわからないことが多いです。
またトイレットペーパーで拭いてもそこに血が付着しても目立たないので見過ごしてます。
ただ、良く見ると分かります。
色弱でシャツや服に付着した血がわからない
髭を剃ってカミソリ負けして皮膚から血が出ていたりしても見過ごすこともたまにはあります。
シャツについた血なども人から指摘してもらいわかることもあります。一応何かついていることは分かりますが、それが血だとはわからないのです。
特に色のついた服に付着した血の色は目立たないので更に良くわかりません。
自分では泥のような茶色のシミにみえていたら人から「何か血がついて気持ち悪い」といわれて始めて泥でなく血だったと分かったこともありました。
色弱で出血してるかが分からない
子供の頃、走って転んで擦りむいて出血しますよね。
血が流れていると分かりますが、それが内出血や余り流れないように泥と一緒になってしまうと痛みが無ければそのままで気づかないこともあったように思います。
人から「血が出てるよと・・・」と言われて気づく。そんなことが多々あったのを思い出しました。
色弱で恐怖映画などの血が怖くない
こうやって色々と記憶をたどっていくと、恐怖映画などやアクション映画で血が出てきてもそれほど恐怖を感じません。
血は真っ赤、鮮血といわれて恐怖としてのツールなのかもしれませんが、目立たなくて綺麗でもないので色弱の私は他の人とは違って血では恐怖を感じないのかもしれないと今更、現在になって思いました。
魚も平気で捌けますし、大学の生物のカエルやマウスの解剖も平気でした。
貴方なら医者になっても平気で手術できるねといわれたこともありました。
よく自分のケガして血が出ているところを消毒したりしていましたが、よく平気だねとか言われましたが、もしかしたら血の色が鮮明でないからドキドキしないのかもしれません。
血が鮮明に見えないわからない色覚異常の私
血は真っ赤ということが分からないようです。
一応私なりに血は赤色という認識はあるし赤には見えます。
ただ
道路などに付着した血などはテレビや映画で見ても何か跡は見えても、それが血痕だとは分かりません。
良く猟師などが血の跡を追跡するとか・・絶対にできません。
兎に角(とにかく)、赤は目立たないのです。
よく登山などで間違って猟師から発砲されないようにとか、遭難しても見つかるようにと赤の登山服を着ている人がいますが、なぜ山の緑の中で一番目立ちにくい隠れてしまう色を着ているのか不思議でした。
私にとって血の色は目立たない焦げ茶色、深緑と同じように見えてしまいます。
焼肉でも赤い肉汁がしたたっている生肉も分かりません。なのでいつでもカリカリに焼いて食べます。
みんなから焼き過ぎだと言われてしまいますが・・・久しく焼肉いってません(笑)