色弱で身近で、自分は色弱なんだなと自覚することがあります。
それはLEDランプの黄赤の区別がつかないのです。
色弱でLEDの黄・緑色・オレンジ・赤色が同じ黄色に見える
身近な例だと、毎日あるスマホの充電ランプは全く意味をなしていません。緑と赤の変化はわかりません。黄色にみえます。
このランプは自分にとっては、ただ充電できるかだけの判断のランプです。なので充電終了しているかどうかはランプで判断できないのです。受電されているかどうかは画面をみて判断します
TVなどの機器の電源OFF、ONのLEDランプ。待機中などで区別しているのを最近知りました。ただ単に待機中のためのランプだと思っていました。
大半の精密機器にはLEDランプがついていて、異常だと黄色から赤になるのですが、それに気づかないことがあります。
電源ランプ(LED)がついているのに何故、立ち上がらないのか不思議に思っていると、赤だから故障していると知らされて、始めてこのLEDランプは正常・異常のためのランプになっているのだと知りました。
車の尾灯のランプの色違いもよくわかりませんし、車のモニターのランプの赤も分かりにくいですが、点灯している図柄や点滅で判断できます。
色弱で仕事上のLEDランプで困った出来事
ネットワークの仕事上でHUB(ハブ)やらruter(ルーター)などのLANの接続ポートに必ずあるLEDランプ。
正常だと黄点灯、異常だと赤点灯なのですが、チェックしてもそれがわかりません。
ある時一人作業の時に、異常が出ているポートを見つけてくれと言われたのですがわかりません。それで、スマホのカメラのファインダー越しに見てみると、黄色は明るく見えて、赤は濃く見える感じがして、濃い方を選択したらそれでした。裸眼だとほぼ同じに見えます。
また、ある時にネットワーク障害が起こりまして、一生懸命に原因を探しておりました。LANケーブルの抜けなど・・・結局一人ではわからなく応援に来た同僚に言われました。「このネットワーク機器自体が故障してるよ。なぜならランプが赤点灯で異常だよ」と言われました。自分にはわかりませんでした。
また蛇足ですが、このLANケーブルには多種の色合いがあり黄・白・赤・青ぐらいは問題ないのですが、そこにオレンジ・黄緑などが入り始めると区別が出来なくなる場合もありますし何色?と言われても即答できないこともありました。
この職場は自分はとても苦痛でした。
中には黄・オレンジ・赤の3種類の色が点灯する機器もあり、全く同じに見えてしまい困惑してこともあります。(インターネット接続のための機器のルーターなど)
緑 初期状態
橙 設定正常
赤 故障
これが分からない。
LEDの赤が分からなかった時の対応
スマホのカメラで覗いたり、写真を撮ったりして、その色合いの濃さを見比べて黄赤をみたりしてましたが、はっきりとはわかりません。なので、誤魔化しながら対応したり、結局は人に聞いたりしていました。
今は色々なアプリや補正メガネなどあるので、試してみたいと思っています。
信号機がLED化されて色弱の私が困る出来事
この頃の信号機がLED化されてきて黄色と赤色の区別がつきにくくなってきて困っております。これからは益々LED化されてゆく世の中になるので、色覚障害の人たちにも見やすいLEDにするようにしているみたいですが心配しております。
まとめ
LEDの赤が分からなくても普段の生活には支障はありませんし生きてゆけます。
ただ、普段の車の程度では問題ないでしょうが、これが命にかかわる飛行機のパイロットや管制塔の管制官、または電車の運転手などは仕事として勤めるのは難しいと思います。また今の医者も医療機器を多用しますから同じだと思いますし、例えばダムや電力などの管理なども同じかもしれません。
私が携わっていたネットワーク関連も、二次災害となりうるかもしれません。もう世の中がLEDランプなしには成り立たなくなっているのも感じます。
分かりやすいLEDの注意信号の色を大げさかもしれませんが赤い以外でできれば最高なのですが・・・無理ですよね。