色覚異常(赤緑色弱)で生まれて50年

2018年50歳の色弱のシニア男性。今まで50年生きてきて仕事やら私生活で起きた色覚異常での障害や感じた事やら実体験にもとづいて語ってみようと思いブログ開設しました。

2018/11/30のyahooニュース「ねとらぼ」の「色弱「色がわからない」とは?」の記事がおかし過ぎる。

本当の色弱の人の事を分かっていないYahoo!「ねとらぼ」の色弱記事

 

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Yahoo!色弱の記事は出鱈目

色弱の人が書いている記事で、まことしやかにささやかれている色弱のアレコレは都市伝説で大袈裟だとのたまっている。

 

Yahoo!さんよ!こんな出鱈目な根拠のない記事を掲載していいの?

 

自分は色弱だが、そんなことはない!と

ふざけるなと言いたい。

 

何故ならは、このYahoo!に書いている記事自体がおかしいからだ。

 

都市伝説ふざけるな!本当だわ!

Yahoo!に掲載された「ねとらぼ」の記事の抜粋だが全然わかっていない。

本当にこの記事を書いた人は色弱???

 

個人的に「僕は赤色が見えないから、焼き肉が苦手だ(友人談)」という話を聞いたことはありますが……

 伊賀氏(以下略):色弱に関するエピソードの中には、“都市伝説化”されているものがあると思っています。

 

私などは、他人と一緒に焼き肉をして、網上の肉をあちこちに動かされたりね。焼けたときの見た目は肉の種類によって違いますから、牛、豚、鶏肉をゴチャゴチャに混ぜられたりすると、どれが食べ頃なのか把握しにくくなってしまうよね、ということを言いたかったですね。

 ですが、このエピソードは都市伝説のように変な広まり方をして、「色弱だから肉の焼け具合がよく分からない」といわれるケースが出てきました。それで、やる前から苦手意識を抱いてしまって、焼き肉を諦めてしまう色弱者もいるんですよ。

「他の人に肉をアレコレされた場合」という条件が抜けてしまったわけですね。

 

とのたまっている。

「他の人に肉をアレコレされた場合」???なにこれ?


実際に、私は焼肉で同じカルビだけ焼いていても、間違って生焼けを食べてしまったり、また先日はとんかつを食べようとしたら、生なので焼き直すと言われました。

 

私は普段から焼き肉などの時は、必ず「これ焼けてる?」と聞くか、聞ける人がいない場合は、焦げが分かるまで焼くことにしています。

 

また

「花見に行くと、桜のピンク色が分からなくて悲しい」という話もよく聞くのですが、“都市伝説化”する前は冗談のようなものだったのではないか、と思っています。色弱であっても、花見は楽しめると思うんですよね。桜の華やかさは分かりますし、暖かくて気持ちがいいし、ドンチャン騒ぎだし。

 

もちろん桜は綺麗だと思います。

しかし、都市伝説化???

本当の事ですよ。

 

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ピンクのYシャツを買って知らないで着たり・・靴下を間違えたり、ボールペンの色を間違えたり色々あります。

 

  

 
多分、この記事を書いた人の色弱のレベルは相当低く正常に近い人だと思います。

同じ色弱でも程度があります。

この人が、大袈裟だとのたまって書いている記事を見て憤慨してしまいました。

 

都市伝説ではないよ!本当の事だと言いたい。

 

また色弱の治療行為についても書いているが

 

近年の資料を見ても、色弱が「先天性の病気」とされていることがあります。例えば、1998年ごろまで日本には“色弱の治療”を行うグループがあったんですよ。

 

 

先の“治療”の話に戻りましょう。頭の電極はさておいて、たっぷり時間をかけて石原表を見ることになりますから、それで暗記できたようです。

―― 「色覚は変わらないけど、色覚検査の結果は良くなる」というわけですか

 色覚検査にはいくつも種類があるのですが、ほとんどの場合は「まず石原表で調べる → 異常と判断された場合は、別の検査を行う」という流れで行われます。また、問題なしとされた人物が繰り返し検査されることは、あまりありません。

 

確かに今では多分、それに近いものだと思いますが、実際に治療も受けていない人が記事を書いていることに何か違和感があります。

 

私は実際にここで治療受けて、もちろん色弱は治りませんでした。

 

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色覚異常のつけない職業について

 

また、こんなこともかいている。

多分色弱の人たちを擁護するための文章かもしれませんが、事実は事実として伝えないといけませんね。

 

航空機のパイロットなどでは「複数の色を使った信号が見分けられない」とされることがあります。でも、海外では身体要件が違って色弱でもライセンスが取得できたりするんですよね。

 また、同じように信号を使う

乗り物として自動車がありますが、こちらの免許は色弱でもほとんどの場合、取得できます。自動車用信号機では、「青」に色弱者でも見分けやすいシグナルグリーンを使うなどの工夫がされているんですよね。

 「色弱だから○○できない」という主張は、「石原表を使って検査すると、色覚は正常/異常に二分される」「世の中にあるデザインを変えるのは難しい」といった前提に基づいたもの。実際には、色の見え方は人それぞれですし、カラーユニバーサルデザインの普及により、現在では色弱があっても見分けやすいデザインが広まっています。

 

ここで書いてある「青」ですが、人にもよりますが、一番直してほしいのは「赤」と「黄」です。

青は白く見えますが、全く色が違うので判別できます。問題は「赤黄」なのです。

このことから、記事を書いた人は全く分かっていない。

因みに私は、中でも多いと言われている赤緑色弱です。

 

まるきり分かっていない。色覚異常の苦しみを・・・

 

 実際に痛ましい事故もあります。

 

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私も理系に進みましたが、色々な困難なことがあって研究職は難しいと思いましたし、人の命を預かるパイロットや運転手などにはなりたくても、自分から願い下げをします。

 

計器や信号の赤・黄が判別つきませんから。

 

 

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最後に

 

この色弱の記事を書いた人は、本当の色覚異常に苦しむ人のことが分かっていないように思えてなりません。