幼い頃に虹は7色でレインボーと呼ぶと教わった。
幼稚園だった小学校だったか忘れたが、みんなで虹の絵を描いた。
実際に虹を最初に見たら違うので不思議だったけれども、自然の事なので見えにくいだけだと思っていた。
小学校の色覚検査で始めて自分は他の人と見え方が違うことを知った。
今でも雨上がりの虹を見るけれども黄色と青の2色でしか見えない。
それでも虹は綺麗だと思う。
虹が7色レインボーと言われて不思議だった幼児期
確か先生に教わったのか、虹は神様のサインですよ。
綺麗な7色ですよ。
と教わった。
そして
色の配列は、赤、オレンジ、黄、緑、青、藍、紫の7色ですとクレヨンでお手本を描いてくれた。
そして皆で画用紙に半円を描いて順々にクレヨンで絵を描いた。
色弱だった私も当然描いた。
実はクレヨンに平仮名で色の名称が書いてあるので描けました。
描き終わって、これが虹か!
こんな色の橋のようなものが空にかかるのかと思っていました。
もし、クレヨンに名称がなかったら赤を茶色で描いたり黄色を黄緑で書いたり訳の分からないようになっていたと思います。
実際に人を描くときは肌色というクレヨンをつかったりしましたが、水彩画だと人を緑で描いたり葉っぱを茶色や灰色で描いたりなど散々でした。
色弱の私が初めて虹を見た時の出来事
ある時、母がキレイな虹がかかっていると言われてみた。
確かに大空に大きく半円の光彩がかかっていた。
綺麗だった。
黄と青のコントラスト
でも7色ではなかった。
これは自然現象なので7色に見える時と見えない時があるのだと思っていた。
しかし、何度見ても7色ではなく黄色・青色の2色の虹ばかり。
7色に見える虹を観るには大変な低い確率なのだと思って納得していた。
7色レインボーの虹はレアと誤解してました。
色弱の私は虹は2色(黄色と青色)に見える事実を知った出来事
実は最近も雨上がりの後に太陽を背にした綺麗な大きな虹を見かけました。
綺麗な黄と青のくっきりした虹でした。
実は私は外側の赤が全然見えません。見えたこともありません。
外側に黄色で内側が青色にみえて敢えて言えば中間が水色・空色に見えます。
それ以外はよくわかりません。
虹は薄いもの2色が多いと思い込んでいましたが、
中学校の時の理科の実験でスペクトルの実験を行いました。
プリズムで照射された7色の色が見えるというが私には見れない。
その時始めて理解できました。
私は色弱で虹が7色に見えないのだということが理解できました。
色弱・色覚異常でも虹は美しく見える
色弱の私でも人生で多くの虹を見かけました。
そして写真を撮ったりしましたが、やはり7色には見えません。
けれども私なりに綺麗に見えます。
子供の頃に教わった「虹は神様との約束を思い出させるための印サイン」ですよと言われたことを思い出します。
本当に綺麗ですね。
見ると幸せな気持ちになります。
雑学になりますが、国によって虹の色の見え方は違うそうです。
台湾のブヌン族は赤・黄・青の3色に見えて
アジアのバイガ族は赤・黒の2色しか見えない?そうです。
面白いですね。
それにしても全国の人は赤がはっきりと見えるんですね。
私はその赤が見えません。
やはり色覚異常なのは間違いないです。