色覚異常(赤緑色弱)で生まれて50年

2018年50歳の色弱のシニア男性。今まで50年生きてきて仕事やら私生活で起きた色覚異常での障害や感じた事やら実体験にもとづいて語ってみようと思いブログ開設しました。

信号機の点滅の赤と黄を間違えて罰金・色弱の信号の見え方

信号機は青・黄・赤ですよね。自分もそう教わり、信号の色の認識もあるつもりで、普通に免許もとりました。そんな私が信号機の見え方の違いで遭遇した出来事を綴ります。

 

 

色弱の免許取得について

これは、本人が色の見え方の具合は別にして、青・黄・赤の判別ができれば問題ないけど信号の青と黄・赤は区別問題なく、黄色と赤色も分かっているつもりでいた。免許センターで提示される黄色と赤色は明確な明るく濃い?単色なので判別できた。

免許センターで石原式の色覚検査もされるわけでもなく、赤背景に緑、緑背景に赤などの矢印や字の検査があると思いますが、それが認識さえすれば大丈夫だと思います。ただ、赤と緑が全く判別できないと難しいかもしれません。

 

信号機の青・黄・赤

f:id:sinsin555:20180623232347j:plain

 

青は白っぽく見えてしまいます。なので白・黄・赤に感じている。

左から青・黄・赤と覚えているので、位置で覚えているような感じもいなめませんが、黄色と赤色の違い差はわかっているつもりです。けれども、この記事を書いてみて改めて見てみると分かりづらく昼と夜との見え方が違いました。逆光や眩しいいと青が点いてるのか、また夜など黄なのか赤なのか見ずらい時もあります。

なので感覚的にわかっているつもりでいるのかもしれません。

また横断歩道の歩行者の信号機の青赤は判別できているつもりです。

 

赤色と黄色の点滅の勘違いで警察に2度切符を切られた過去。

夜の赤の点滅信号

ある夜、黄色点滅の信号機の交差点を、徐行して交差点を通過しました。するとパトカーがサイレンを鳴らしながら追いかけてきて捕まりました。


警察
「赤点滅なのに一時停止しなかったよね」

「(あっ、しまった。あれは黄色点滅でなかったんだ。)一応止めたつもりなんですけど」
警察
「つもりでもブレーキ灯が確認できなかったので止まってはいなかったね」

「そうでしたか。すみません(その通りだよね・まさか黄色だと思ったなんて言えば免許はく奪になるから、あやまるしかないな)」

しっかり切符を切られて罰金。

後で信号機を見に行ったらハッキリ赤点滅でした。(一応赤はわかる)

 

その後は、点滅している箇所を確認するようにして真ん中の点滅は黄。右端は赤ということを確認しながら運転するようになっていました。

 

一つ目の点滅信号

 

いつもの黄色点滅の一つ目信号機、いつも通り徐行して通行すると、後ろから白バイが・・・「えっ」なんでだ?


白バイ
「赤点滅なのに止まらなかったね!」

「(あっ?やっちまったか。でも何で何時も黄色なのに赤?)すみません。いつも黄色点滅なので、あまり確認しないでしまいました」
白バイ
「この信号機は時間などによって赤になるので注意してください」

「(そうなんだ。そんな信号機もあるんだ)すみません」

 

また後で見に行ったら赤点滅でした。じっくりみればわかるのにパッと見て判断すると勘違いする(というか普通の人は勘違いしないですよね)

 

それからというもの、点滅信号に出会ったら、徐々にスピードを落として、近づいて色を確認してから徐行するようにしたが、ある同じ色弱の人から聞いた話によると「全ての点滅信号は停止している」と聞いた。
その話を聞いてから、私も全ての点滅信号は後部車両に気を付けながら、徐行して一時停止をするようになりました。


道路標識など

f:id:sinsin555:20180623232421j:plain

 

青地に白色だと目立つので、歩行者などの標識はいいのですが、車の進入禁止や停止禁止など多くの危険個所は赤でペイントされているが、多分私はそれが茶色でかかれていても同じに見えます。なのであまり目立たない。図形で覚えている感じです。

 

 色弱運転手について

私の場合に限りますが、点滅信号(特に夜)の場合だけが問題で、他は特に問題がないように思います。免許更新も問題なくパスしています。
子供さんは黄色の帽子などをしているときは目立ちますが、赤のランドセルなどは目立ちません。なので子供の登下校の時間には出来るだけの低速を心掛けております。


色弱による交通事故

ネットで見ていたら、色弱の運転で痛ましい事故があったことを知りました。私の行っている点滅は全て止まれ(後部車両に気を付けて徐行して)をしていれば、このような事故は起こさなかったと思います。

これからも、このようにならないように十分気を付けて安全運転していきたいと思います。

 

一時停止義務を守らず乗用車で交差点に進入し、タクシーと衝突して2人を死亡させたとして自動車運転処罰法違反(過失致死)に問われた宮城県富谷町、中学教諭、千葉厚志被告(52)の初公判が23日、仙台地裁(村田千香子裁判官)であった。千葉被告は起訴内容を大筋で認めて謝罪した上で「先天性色覚異常があり、赤点滅の信号を黄色点滅と見間違えた」と述べた。

 

起訴状によると、千葉被告は2014年6月16日午前5時10分ごろ、仙台市泉区の市道交差点で、一時停止義務のある赤色点滅だったにもかかわらず、時速40〜50キロで進入。黄色点滅で左から来たタクシーと衝突し、男性運転手(当時65歳)と乗客女性(同63歳)を死亡させたとされる。検察側の冒頭陳述などによると、現場の信号機は午後8時から翌午前6時まで赤と黄色の点滅表示だった。