先日、久々に私の色弱の事実をつきつけられる出来事に出会った。
子供の頃からよく聞かされていた果物や野菜の青色。
それが昔から良くわからなかった。
当時は子供は青色が分からなくて大人になったら果物の青色などわかるようになるのだとばかり思っていた。
それが大人になっても分からない。
色弱所以のものだと知ったのは随分とあとのことだった。
バナナの青みがかっているが分からない出来事
先日久々に母と買い物に行った。
黄色い美味しそうなバナナがあったので買い物かごに入れると
母が「このバナナは青くでダメだよ」と言った。
何度も見直してみるが綺麗な黄色にしか見えない。
バナナは日持ちして青い時期から収穫して熟すまで時間がかかると知っていた。
多分店頭に並べるのが早すぎているのかもしれない。
そんな出来事で思い出したことがありました。
子供の頃ミカンを食べては酸っぱい思いを何度もした。実は青みがかったミカンを食べていたのですね。
親が時々「これはまだ青いミカンだから食べない方が良い」と言ってくれたが、その青いといわれるミカンは私には眩しいくらいに黄色かった。
青と言えば
空そして海の青色しか想像できません。
青みがかった
という表現は私のような色覚が異常なものには分からないニュアンスなのでしょうね。
もちろん50を過ぎたこの年でも果物や野菜の青がさっぱりわかりません。
大人になれば野菜や果物の青がわかるようになると思っていた事実
子供心に果物の青は大人になったらわかるようになるのだと勝手に思っていました。
でも年を重ねても分からなくて大学時代にやっと、色の表現で青がかっているとういうものは色弱でわからないのだ。人とは見え方が違うのだと認識できました。
色弱だという緑と赤が苦手だという事は幼少から認識してましたが青色と黄色はわかると自負していたので気づくのに時間がかかってしまいました。
トマトの青
ミカンの青
バナナの青
葉っぱの青
他にも沢山あったように思いますが思い出せません。
赤緑色弱の私が分からない青色
果物の果樹園などのフルーツ狩りでも青いものを食べてしまうことも多かったと思います。
この青みがかったという表現は色弱・色覚異常の人にとっては難解、理解不能な言葉ですね。
前回記事にもしましたが人の具合が悪いこともサッパリ分かりません。
自分自身でも「顔色悪いよ青ざめているよ」と言われて鏡を見てもわかりません。
車の免許を取って初めて信号機の青を良く見ても青でなくて白もしくは灰色?に見えるのも色弱だからですよね。
紺の靴下やスーツを黒だと思っては履いたりしてるのも同じ現象ですね。
この青みは本当にやっかいなものです。