色覚異常(赤緑色弱)で生まれて50年

2018年50歳の色弱のシニア男性。今まで50年生きてきて仕事やら私生活で起きた色覚異常での障害や感じた事やら実体験にもとづいて語ってみようと思いブログ開設しました。

色弱で黒と紺の色が区別できなく間違えて困った出来事

私は何故かしら青系が好きで、多分に色覚の異常があったからかもしれませんが青色には自信がありました。

ただ青に赤が混じった紫色などが苦手だったことはありますが、紺色は間違えることはないと自負しておりましたが、過去に数回ほど間違えがあり、その出来事を紹介します。

 

靴下あべこべ事件

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自分の靴下は紺色が殆どで白系は履かないのですが、ある時知り合いから言われました。

 

「お前、靴下色違ってるぞ(笑)」

 

どうみても同じ紺の靴下にしか見えないのですが、どうも色の濃さが微妙に?違うらしくよく見たらデザインも違っていました。

 

「慌てて履いてきたから間違った!!(笑)」といってかわしました。

 

靴下のデザインが単色で凹凸だけだったので余計に気づきませんでしたが、自分の青色には強いという思いが砕け散りました・・・。

 

他にも黒と濃い紺の靴下を片方づづ履くなどの間違いも多くあり、それからは単色でなくて他に別色のデザインが外目から分かるような靴下を選ぶようになりました。

 

例えば、

紺に白の縦ストライブ、紺に足首周りに横の別色のストライプなどの靴下です。

 

礼服の紺と黒まちがい事件

 

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ある時、お葬式に参加しました。急いで2着ある内の黒の礼服を着込んである親族の葬式に駆けつけました。

母親
「あんた、黒の礼服はなかったの?」

「えっ、これ黒じゃないの?」
母親
「あーそうか、黒に見えたのね。これ濃い紺なんだよ」

「そっか、どうしよう」
母親
「遠くから来たから急いできてので普段着で着ましたと言って挨拶しなさい」

「そうするよ」

 

自宅に戻ると、隣に同じような感じの黒の礼服がありました。

こんな感じで濃い紺を黒と間違えることも度々あり、自分で長年黒だと思っていた服が実は濃い紺だったことがあるので、服のタグや札の色を確認したり、人や家族に聞いてから購入するようになりました。

 

シャツの服の色の勘違い事件

自分ではあまり好きでない半袖シャツがあったが、洗濯したりして着るものが無くなり、黄土色のシャツを仕方なく着て知人に会った。

 

そしたら、その知人が

「今までにない、いいセンスしてるね。似合うよそのオレンジの服!」
と一言

 

「えー???これオレンジだったんだ。
自分は黄土色のくすんだ色に見えて、あまり着たくなかったんだけど・・・」

 

その知人には色弱を知ってるほとなので

「そうなんだ、似合うよ。この服着た方がいいよ」と言われて

 

それから度々着るようになった。

 

その服は昔学生のころ母親が買ってきてくれたけど押し入れにしまって長年着たことがない服だった。

 

色弱のファッションセンス

こんな感じなので、よく服が好きだとかファッションなど気になる年頃でも地味に紺のジーパン・紺のシャッツが主でした。
先ず、服を買うこと自分で買うことは無くて家族が買ってくるのをそのまま来てるだけです。


服に興味が無いのも色弱せいかもしれませんね。

 

まあ人から似合うと言われたものを着ているのが無難ですね。